13才の娘が参加しました。娘は自分から「嫌だ」と発信できず、ぐずって周囲に察してもらって嫌なことを避けるということを繰り返してきました。自分でやるといっても結局やらないことも多くありました。そんな娘が自分から「やりたくない」という意思を伝えながらも、自分で必要性を感じてコースをやり通したというのは一つの成果です。嫌なことをはっきり嫌と言えたというのは本人の自信につながったように思います。暴れたりものに当たったりするのではなく、自分の口でコミュニケーションできたことで、本人も気持ちの折り合いを付けられるようになりました。子ども自身が自分で決めて自分で行動する姿を見て、私も力づけられましたし、すべての子どもたちの持っている可能性に感動しました。そのことが自分の仕事で関わる子どもたちの見え方にも変化を与えてくれました。